2009年7月28日火曜日

コーヒーの効能(No.2)

◇脂肪分解
コーヒーを飲むと、血液中の脂肪酸が分解されますが、この脂肪酸の元が皮下脂肪などです。ただしこの分解する働きは、砂糖やクリームを混ぜると幾分低下するようです。(ダイエットする方は、ブラックが効き目があるでしょう。)

◇ガンの抑制
がん細胞の転移をコーヒーが抑制 <<東京農工大が発見>>  
(日本経済新聞 平成12年9月4日 より転載)
東京農工大学の研究グループは、コーヒーに含まれるクロロゲンにがん細胞の転移を抑える働きがあることを試験管内の実験で見つけた。

農工大の矢ケ崎一三教授らは、培養したラットの肝臓がん細胞に飲用と同程度の濃度のコーヒーとクロロゲン酸を与えたところ、がん細胞が組織内に入り込む「浸潤」と呼ばれる現象を抑える効果を持つことがわかった。クロロゲン酸が分解してできるカフェ酸とキナ酸も同様の効果があるという。

矢ケ崎一三教授らは、酸がどのようにしてがん細胞の動きを抑えるのか詳しいメカニズムを研究する。コーヒーには、ろ過しないで飲むと血中のコレステロール値を上げるなど健康に悪影響を及ぼす作用も報告されているほか、最近ではアルコールによる肝機能障害の予防や胃がんの発生を抑えるプラスの効果もあるといわれる。

◇B型肝炎の発症を抑制
B型肝炎はウイルスによって引き起こされますが、慢性肝炎や肝硬変、さらには肝臓がんにも発展します。コーヒー抽出液には、B型肝炎の発症を抑える働きがあることが、研究者らの実験で判明しています。

◇精神のリラックス効果
医科大学・精神神経科の研究者らの実験で、コーヒーの香りをかぐと脳から出るα波が増加し、気持ちを落ち着かせる効果があることがわかっています。(ただし最も精神安定効果があるのは、1日・2~3杯が適量のようです。)

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